モンゴル政府さん、一緒にスペースデブリ観測しませんか (「政府、モンゴルに人工衛星売り込み-年内にも覚書協定」のニュースへの感想)
政府、モンゴルに人工衛星売り込み-年内にも覚書協定
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720130410eaaj.html
これを気にモンゴルのどこかに、
スペースデブリ観測用に口径2mくらいの光学望遠鏡を置いて、
一緒に観測させて頂けませんか?
自国で衛星運用するなら、衛星が機能停止に追い込まれないよう、
スペースデブリの監視はとても重要です。
もちろん、大きなデブリとの衝突はNORADの軌道要素を使えば、
回避できます。しかし、小さなデブリはそうではないです。
そして、小さなデブリでも衛星の一部機能破壊は余裕でできます。
また、スペースデブリ観測施設をモンゴルに置くならば、
モンゴルは日本の衛星、より安く利用できるかもしれません。
これは以下のような理由です。
モンゴルは日本に比べ格段によく晴れ、
空の透明度は高く、空も暗いです。
従って、このような環境下で観測すれば、
日本国内にあるどんなスペースデブリ観測施設よりも
小さなスペースデブリを発見しやすく、
かつその軌道も決めやすいのです
(もちろん、モンゴルは日本よりも少々緯度が高いので、
静止軌道帯付近の観測には向かないのですが、
そんな欠点よりも良い空の下で観測できるという利点は
大きいはずです)。
最高峰の山はフイテンで、4373m。
同じくらいですね。この山の山頂はどうなのでしょう?
私はモンゴルに移住して一緒に観測し、
ぜひ衛星へのデブリ回避に貢献したいです。