ウェアラブルカメラの普及は、隕石落下した時の人類への被害をやわらげるかもしれない
ウェアラブルカメラの普及は
隕石落下した時の人類への被害をやわらげるかもしれません。
ロシア、チェリャビンスクへの隕石落下では、
車載カメラや携帯電話のカメラで多くの動画が撮影されました。
これによって、隕石落下の様子が詳細に捉えられ、
その影響の大きさが多くの人に伝えられました。
一方、最近はウェアラブルカメラが徐々に市場に出回りつつあり、
次の隕石落下はウェアラブルカメラで撮影されるようになるかもしれません。
これらの動画は車載カメラや携帯電話カメラで撮られたものよりも
格段に有益な情報を含んでおります。
というのも、
1、隕石落下が「人間の目に」どう見えるのか詳細に分かります
車載カメラは車からの視点なので、人間の目線からの動画は撮れません。
携帯電話カメラは、自分への被害がほとんどなく、心に余裕がある人のみ
使用可能です。
例をあげてみます。
以下は隕石落下時に発生した衝撃波が窓ガラスにあたり
割れたときの動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=nhP3NtPJZNE
重要な動画です。しかし残念ながら、この動画だけでは、
「人間」に飛び散る窓ガラスがどう見えたかはわかりません。
室内に設置されたカメラなので。。。
もし、ウエアラブルカメラがあれば、これが人間にどう見えたのか、
動画として残されます。
2、隕石落下後、人間はどのような行動をとり、その行動をとった場合
その人の視点から周囲はどのように見えるのか分かります
これはけっこう重要な情報だと思います。
もちろん、隕石落下後現地調査を行うことで、
こういった情報は間接的に推定可能かもしれません。
しかし、それはあくまでも推定に過ぎず、
やはり直接的な証拠は我々人類の偉大な教師となると考えます。
3、これらを踏まれば隕石落下時に、人はどう対応すべきか
いよいよ具体的に対策をとれる時代に入ります
隕石落下したらどうすればよいかは、
今のところ、お得意の言葉「冷静に行動しましょう」とかしか
言われてません。
しかし、上記のような情報が蓄積されれば、
時代はいよいよ具体的な対策をとれるようになると考えられます。
このようにして、
「ウェアラブルカメラの普及は隕石落下時の人類への被害を抑えるかもしれません」