鳴沢真也さん「宇宙人の探し方」を読んで~読み途中で思ったこと:後編~
引き続き後編です。
前編はこちら。
鳴沢真也さん「宇宙人の探し方」のおもしろい所は、
鳴沢さんの未来予想?みたいな部分です。
この本、ちょこちょこ、鳴沢さんの未来予想?が登場します。
これがなかなかおもしろいです。
いい感じでこちらの思考スイッチを押してきます。
書きすぎると、本を読む楽しみがなくなってしまうので、
1つだけ紹介します。
「20XX年なゆたは国内で5番目」
おそらく望遠鏡の口径の大きさでしょう。
そこそこ現実的な数値を出してきましたね(笑)。
まず「なゆた」=西はりま天文台のなゆた望遠鏡です。
鏡の口径は2m。国内で1番大きいです。
こちらがなゆた望遠鏡。
観望会もありますよ。運が良ければ、鳴沢さんの生解説が聞けます。
現在公表済みの2m以上級望遠鏡計画は
-スペースデブリ専用2m級望遠鏡(リンク先はpdf)
です。
仮に、これらが全て完成したら、なゆたは3番目になります。
これに加え、2m級以上望遠鏡計画が2台くらいあるという噂が
あります。従って、なゆたは5番目というのは妥当な数値だと
私は考えています。
既に思考スイッチを押された私。
いろいろ書きたい!!
心を抑えつつ、もし私だったらどう答えるか、結論だけ書きましょう。
「20XX年なゆたは国内で10-20番目」
他には、「iET発見は鳴沢さんの退職日」といったものもあります。
ロマンチックですね~。
いや~、鳴沢さん の未来予想?、うまいですねー。
思考スイッチ押されたい方、ぜひ一読することをお勧めします。