研究者は大学から独立した方が得?損?名誉教授用ビジネスモデル?
本日は、2013年度最後のブログ更新です。
今回は、
既にそこそこ実績のある研究者であると仮定して、
ある程度自分のやりたいことが自分のやりたいように独立したら、
飯を食べていけるか
ビジネスモデルを考えてみました。
動機は
講義の無料化や不況、少子化の影響のため、
大学・研究機関がポストが減りそうなので(ただでさえポスト少ないのに)、
他の道はないのか?
と思い始めたからです。
ひとまず、今研究室で行っている(と思われる)業務を
継続するとしてみました。
収入源は3つ。
・3年間でrefereed Journalへの論文1本執筆+論文博士取得コース
内容:
論文投稿+論文博士取得までみっちり人の面倒を見る。
指導はオンライン上で行う。対価は指導する学生から頂く。
5万円/月x12ヶ月x3人=180万円
・週1ゼミ参加+ゼミ発表スライドを集めたコンテンツ
(電子書籍・メルマガ)作成コース
内容:
週1回のゼミをやる。ゼミで発表したスライドを元にコンテンツ作成まで
面倒を見る。ゼミはオンライン上で行う。
対価はゼミの指導する学生から頂く。
1万円/月x12ヶ月x5人x2コース=120万円
・電子書籍、有料メルマガの発行
500円/月x12ヶ月x2つx10人=12万円
計312万円
そこそこの収入ですが、ポスドクの平均収入よりやや少なめ。
税金対策をちゃんとやっても、
懐に余裕のある人を除けば、
日本や生活コストの高い国では生活+研究しにくいですね。
まあ、「名誉教授モデル」でしょうか。
生活コストの低い国に行けば、もう少し楽かもしれません。
インフラがある程度そろっていて、
年間100万円くらいで生活できる国・地域です。
いずれにしても、上のビジネスモデルは、
研究実績が十分にあると仮定してます。
そうでない人たち(←私もココ)は生活できないです。
うーん。
いずれにしても、名誉教授のような人になれば、
このビジネスモデルでご飯を食べていけそうです。
ということで、研究するモティベーションが、
グ~ン
と勝手に上がりました。
バリバリ研究するぞ~。