sakamttyの日記

天文、宇宙、子育て(一児の父)、本・絵本について書いてます。

11/27新技術説明会、【呼吸監視用電波センサ】がすごそうだった

 

11/27にライフイノベーション新技術説明会に行ってきました。

話を聞いて興味深いと思ったセンサがありましたので、紹介します。

 

センサ紹介:呼吸監視用電波センサの研究開発


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(1)原理

UWB(Ultra WideBand※の電波を送信し、

人から跳ね返ってくる反射波を受信。

反射波を周波数解析して、人の心拍や呼吸の深さなどの情報を収集。

UWB

かなり広い帯域幅(500MHz以上)を使用する無線通信

 

(2)メリット
・同時に複数人の呼吸監視をが可能
・非接触
・寝返りや体動なども監視可能

(3)現在の課題

・4人以上のモニタリングはまだ試験未実施
・量産体制まだ整っていない

私個人の質問と登壇者からの回答

Q.どれくらいの距離までにいる人まで計測可能でしょうか

10dBの電波を発信するならば、20mくらいまでならば測定可能。


Q.キャリブレーション(較正)はどうやっているのでしょうか

今は測定時ごとに個別対応している。

けっこう大変なので、自動化すべく基板やソフトウエアを開発中である。

 

感想

 一番興味をもった点は

「1個のセンサで

複数人の心拍数や呼吸深さを

同時に測れる」

という点。

設置しやすさやコスト面を考慮すると、

一部屋にセンサ1個だけ設置すればよいというのは、

とても良いです。

 

製造業だと、一番有効だと思う使い道は

 「工場の作業者の健康状態モニタリングに使えば、

  作業者の深い疲労を早期に察知でき、

  倒れる前に何らかの対処ができるようになる」

のではないかと。

作業者の健康状態って、見た目や言動だけじゃ判断しづらいですし、

倒れてから対処するのでは遅い過ぎですからね。

 

あとは、ビルの建築とかですと、

酸素欠乏するような場所での作業者管理に

有効かもしれません。

 

もちろん、普通のオフィスでも有効でしょう。

特にきついブラックな環境下で働く現場では

1年に1回の健康診断では不十分ですし。

 

研究者たちは乳幼児や老人への適用を考えているようですが、

私は、それよりかは労働者の健康を守るのに使えそうに思いました。

 

市場に出てくるまでにはもう少し時間はかかりそうです。

解析もまだまだ人の手を介していましたので、

ソフトウエア面での完成度もまだまだでしょう。

このあたりは、センササイエンティストがお手伝いできれば、

より早く市場に出せそうなんですが。。。

 

いずれにせよ、将来的にはいろいろな道が拓けそうなおもしろいセンサだ

と思いました。

 

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