仲直りするまでの心情をうまく描写した絵本、「ごめんねともだち」内田麟太郎
(あらすじ)
普段は仲良しのきつねとおおかみは、
ささいなことでけんかをしてしまいました。
しかし、2匹とも「ごめんね」の一言がなかなか言えず、
仲直りするきっかけがつかめません。
さて最後には仲直りできたのでしょうか?
(印象的なところ)
この絵本は仲直りのhowto本でもその重要性を説いた本でもなく、
2匹が仲直りをするまでの心情の変化をていねいに追った絵本です。
けんかをしても相手がどう思っているのか全くわからないものです。
それは子供であっても大人であっても。
身近な動物を使って、けんかする人たちの心情の変化が
ものの見事に描写されてます。
息子、けんかをしてしまったけど、なんとか仲直りしたい人(友達、お母さん)
がいるとき、寝る前にこの本を「読んで~」と言って持ってくることが多いです。
普段は「もう小2なんだから、たまには自分で本を読んだら?」と
薦める私も、この本を持ってきた時は息子の心情を察して、
何も言わず読んであげてます。
お勧めの一冊です。
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